一人親方の皆まさにおかれましては、新型コロナウィルス感染対策にご尽力されていることかと思います。
当団体も、昨年のマスクが入手困難な時期に関係業者様のご協力をいただき、何とか入手することができました。
しかしながら、当団体スタッフのみならず皆様にも何とか配布できないかと考え、業者様と話し合いを行い、枚数限定で購入することができました。
昨年の4月ごろから新規加入者へ配布を開始。不織布マスクの単価も高く、郵送代も高くなりましたが、マスクの配布を行うことを決意しました。
マスクの包み紙のデザインも自作し、コピー機で印刷。包むのも手作業ですので、消毒は徹底して行い、少ないですが配布を続きて参りました。
当初のキャッチフレーズは「うつらない・うつさない・広げない」でした。
当時はここまで長い戦いになるとはだれも思っていなかったと思いますが、昨年の秋ごろから大変悲しいお話も多く入ってきていました。
そこで、キャッチフレーズを「この時代を一緒に乗り越えていきましょう」に変更し、戦う相手は人ではなく、あくまで「ウィルス」であり、みんなで乗り越えていきたいという意思でこの言葉にしました。
配布を開始して約1年と3カ月が経過し、今では通常価格で販売され、ドラッグストアやスーパーのどこでも安価で購入できるようになりました。安定供給の目途もたっております。
そこで、このまま続けていくかどうかを検討しましたが、確かに意識向上のためにという気持ちはありますが、現在の不織布マスクの在庫がなくなり次第、ここで一旦ですが終了することとしました。
今までの配布に対して、皆様に少しでも喜んでもらえていたら嬉しいです。
まだまだコロナウィルスとの戦いは続きますが、ゴールは見えてきていると思います。
万が一ですが、コロナウィルス感染が再度拡大し、再度不織布マスクの供給が厳しくなってきましたら、また配布を再開できるよう頑張ります。
皆様におかれましては十分ご自愛いただき、不織布マスクの配布再開とならないように心から願っております。
副理事 労災保険コンサルタント
大学卒業の後、XEROX(現富士フィルムビジネスイノベーション)へ入社。新規開拓営業として活動する。38歳の時に人生一度切りとの思いから起業し独立。IT、建設、金融、海事から伝統工芸など多種多様な事業展開。SNSが広まる前から興味を持ち、各業界、特に士業関係からセミナー依頼を多数受ける。現在は政府から承認を受け、特別加入団体を立ち上げ労災関連の相談から事務処理業務全般を行っている。
特技は山菜や木の実を見つけること。アケビは大好物。キノコは好きだが、なぜか椎茸は未だに食べられないのが悩み。
里山に入り山菜取りに夢中になりすぎて遭難しかけ、警察沙汰になったことも。釣り好き花好き動物好き。お酒は少々楽しむ程度。
一人親方は法的には労働者ではないため、労災保険に加入できません。
特別に加入できるようにした制度が特別加入の労災保険。労働者ではない一人親方を、労働災害から守る唯一の手段であることを広めていきたいと思っています。